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中小企業のWeb活用
Webマーケティングブログ

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基本知識から応用まで発信していきます。

ホームページ制作が完了したら実行したいWebマーケティング

ホームページ制作が完了したら実行したいWebマーケティング

こんにちは、岩手県のホームページ制作、Webサイト制作のカモシカスタジオです。

ホームページ制作を行う際デザインにこだわる方は多いですが、マーケティングツールとしてホームページを見た場合デザインだけでは集客を軌道に乗せることはできません。Webマーケティングの各方法を検討・実行しながらデザインを制作・改善していくことで初めてホームページ開設の効果が得られます。

ホームページを宣伝して集客へつなげる方法はいろいろありますが、1つだけではなく複数実行することで相乗効果が得られます。ですから1つだけ実行するのではなく、相性がよくてコスト面等で問題がなさそうな方法をいくつか検討してみてください。

今回はホームページ制作が完了したら実行してみたい代表的なWebマーケティング手法を、中小企業の担当者様向けに優しく解説していきます。

1.SEO対策

SEO対策

SEO対策は「Search Engine Optimization」という正式名称の略語です。日本語訳すると「検索エンジン上でのホームページパフォーマンスを最適化して、最大化させるための各対策」を指します。

最適化させるというのは、「検索エンジンの仕様やそれを利用するユーザーへ合わせて、ホームページが使いやすい・見やすいように調整を行う」という意味です。ちなみに狭義のSEO対策では、対象となる検索エンジンはGoogle(あるいは同じアルゴリズムを採用しているYahoo)です。しかし実際にはBaiduやBingなど、世界にはさまざまな検索エンジンがあります。そういった検索エンジンをターゲットユーザーがよく使っている場合は、各検索エンジンを調査・別途SEO対策を行う必要がある点にも注意しておきましょう。

SEO対策には以下の事例があります。

ターゲットユーザーが利用するクエリ(KW)に沿って記事を執筆する

たとえばターゲットユーザーが「スマートフォン 修理 新宿」で調査を行う方であれば、このユーザーは「スマートフォンを新宿で修理できるお店を探している」ということが分かります。そして仮に自社が新宿でスマートフォン修理を手掛けているのであれば、上記KWを参考にして記事内容等を仕上げていけば集客しやすくなります。

このようにターゲットユーザーが調査しているKWを基準にしてコンテンツをアップロードするのがSEO対策のポイントです。ちなみにKWを基に内容を膨らませていくには、関連KWを調査したり競合記事を参考にしたりと下調べが必要です。

スマートフォン対応にしておく

スマートフォン対応にしておく方法は、今や一般的になっており意識している方は少ないかもしれません。実際Web現場でも、最初はスマートフォンを基準にしてホームページを作成する事例が多いほどです。

PCとスマートフォンでは、ホームページの見た目が変わってきます。

  • ・スマートフォンのほうが画面サイズが限られている
  • ・基本縦長で素早く読めるようにする必要がある
  • ・クリックではなくタップで操作を行う

こういった違いを理解しないと、スマートフォンで操作を行った際デザインが崩れたり、操作ができなくなったりします。そうならないよう必ずホームページの試作品や検証版でスマートフォンでの表示・動作を確認しておかしくならないか調査しておきましょう。

ちなみにスマートフォンの機種は膨大で、すべてに対応するのは得策でない場合があります。このためターゲットユーザーがiPhoneを主に使っているのであればiPhone基準、といったようにメイン対応する機種を決めておけると楽です。

ページを高速化しておく

ページ高速化は、Googleが「コアウェブバイタル」を発表してからより重要になりました。コアウェブバイタルの新アルゴリズム適用後は、

  • ・ページの最大容量コンテンツの読み込み速度(LCP)
  • ・ページ全体が表示されて操作できるようになるまでの速度(FID)
  • ・ページデザインの崩れ・ずれ具合(CLS)

などがSEOに加味されて判断されるようになっています。
ページが高速に読み取れるかどうかは、たとえばGoogle純正の「PageSpeedInsights」等で図ることが可能です。こういったツールは、URLを入力するだけで今の読み込み速度レベルや改善点などがグラフ付きで表示されるので改善に役立ちます。

2.インターネット広告

インターネット広告

インターネット広告は有料のWeb広告として重要です。中には

  • ・オウンドメディア(自社保有のコーポレートサイト、記事メディアなど)
  • ・アーンドメディア(ユーザーのコメント・投稿を獲得・利用するのが前提のSNSなど)
  • ・ペイドメディア(有料で利用するWeb広告など)

のトリプルメディア構想で、インターネット広告の重要性を語るときもあります。

インターネット広告の強みは、アルゴリズム的にはSEO対策にはならないが、集客面でブランド力がまだない際も人を集められる点にあります。有料で広告を利用する分、インターネット広告はまだ自社メディアの認知度が低い状態でもKW等がマッチングすれば表示されるのがメリットです。ですから最初はインターネット広告でホームページを宣伝して集客、そこから自然検索の回数を増やしてSEO対策へつなげることも可能です。

ただしインターネット広告の比重が大きいと、コストがかさみます。自然検索流入が安定してきたら本格的なSEO対策を行い、よりコスト削減へつなげられるようにしておきましょう。

ちなみにインターネット広告としてホームページ集客に使える代表的なサービスには、

  • ・Google広告
  • ・Yahoo広告

などがあります。どちらもマーケティングサポートを受けられるので、一度問い合わせてみましょう。

3.SNS運用

SNS運用

SHIENというECサービスをご存じでしょうか。SHEINはアパレルブランドとして今まで無名でしたが、ステルス的にInstagramやTikTokなどで集客を行った結果、売上を一気に成長させて躍進しました。

このようにSNSには、マスメディアよりも上手く利用すれば大きな集客効果が見込めるメリットがあります。もちろんSNSは上記だけでなく、

  • ・Facebook
  • ・Twitter
  • ・Youtube(コメント交流等にSNS的な側面がある)

なども有名です。

ここで覚えておきたいのは、SNSごとにターゲット層が違うことです。たとえばFacebookは高齢層、Twiterは若年〜中年の層が利用しています。
すべてのSNSを押さえてホームページ宣伝を行うのは工数的に難しいので、まずターゲットユーザーと各SNSのマッチング度合いを見て、一番マッチングするSNSのみに絞って集客へ使えるようにしておきましょう。実際先ほどご紹介したSHEINも、若者向けファッションを取り扱っているのでターゲット層が使っているInstagramとTikTokへ注力しています。

4.EFO

EFO

「EFO」は「Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)」の略称です。自社メディアに申込や問い合わせのページがある場合、その入力フォームが使いやすいように最適化されているかを判断するのがEFOのポイントです。

エントリーフォームが

  • ・手入力のみで面倒臭い
  • ・余計な項目が多い
  • ・エラー個所が分からずいつまでも送信できない

といった状態だと、使いにくくなりせっかく集客したユーザーがコンバージョン前に離脱する可能性があります。

そこでEFO対策として

  • ・郵便番号などの自動入力機能を追加する
  • ・性別・年代・簡単な住所など必要な項目のみを選定して聞く
  • ・エラー項目を警告表示する機能を導入する

などを行うと、コンバージョン確率が上がるのがメリットです。

EFOの確認・改善機能は「Google Analytics」など総合的な分析ツールにも搭載されていますが、専用の解析ツールを使うとより楽に改善が実現できます。ツールについては実際に触って検討するのが一番です。

5.メルマガ

メルマガ

メルマガは継続フォローに適したツールです。ユーザーのメールアドレスが分かっていれば、こちらのタイミングでメールを送って宣伝等ができるからです。

メールアドレスを取得する方法としては、たとえばホームページへメールアドレス登録フォームを用意しておき、登録と引き換えに継続的な情報発信をメールにて行う方法があります。記事ページを最後まで読んでくれたユーザー向けに、「お得な情報を配信!登録はこちら」といったフレーズで誘導を行いメールアドレスを登録してもらうのはよくある話です。

ただしメルマガ配信の際は、

  • ・まだ自社商品・サービスを利用していない
  • ・自社商品・サービスを検討中
  • ・すでに購入済み

といった段階に応じてセグメント(ユーザーを属性に応じてグループ分けすること)を行い、セグメントに応じた情報を発信するようにしないと開封率などが上がらない点に注意しましょう。

6.その他対策

その他対策

今までご紹介してきた以外にも、さまざまなホームページ集客手法が存在します。

  • ・MEO
  • ・プッシュ通知

「MEO」はマップツール最適化の略であり、主に「Googleマップ」上での自店舗情報を最適化して集客へつなげる手法です。ホームページと合わせると、Googleマップとホームページリンクを連携させて相互集客を図ったりできます。

またプッシュ通知はPC・スマートフォン上にポップアップやバイブレーションなどで通知を伝えて情報を発信する手法です。こちらはメルマガに代わる開封率の高いWebマーケティング手法として、注目を浴びています。

Webマーケティング手法は連携も重要です。自社の業種や販売形態などに応じて、最適な手法をいくつか組み合わせて同時運用できるようにしておくと安心です。

まとめ

まとめ

今回はホームページ制作が完了したら実行したい、Webマーケティング手法の種類やポイントをご紹介してきました。

ホームページは制作前の下準備や、運用後の改善などを行うことで初めて真価を発揮します。ぜひSEO対策やインターネット広告など各種Webマーケティング手法で、ホームページの効果を加速させていってください。

「カモシカスタジオ」は岩手県のホームページ制作会社として、

  • ・Webサイト制作
  • ・Webサイトの運用・改善
  • ・マーケティング施策

などを行っております。

Webマーケティングに自信がない方のご相談にも対応させていただくので、ぜひご連絡ください。

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