中小企業のWeb活用
Webマーケティングブログ
Website Utilization Blog
中小企業の皆さまがWebを活用いただけるよう
基本知識から応用まで発信していきます。
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企業が売上を確保して成長するためには、ホームページがなくてはならない存在になっています。それにはデジタル化が進んでいるから対応しないといけない、といった理由だけでなく、
といった要素も絡んでいます。
詳しい要因を理解して、正しいホームページ制作の参考にしてみてください。今回は売上アップのためにホームページが重要な理由を、1つ1つ分けて解説していきます。
もくじ
ホームページの重要性が高まっているのは、やはりインターネットやデジタルデバイスの利用が増えているからです。
企業がオンライン上の宣伝媒体としてホームページを保有しているのは当たり前の時代になりました。特にターゲットユーザーを明確にして集客するように工夫されたホームページは、多くの売上をオンライン上で確保して目的を達成しています。
またEC活用が当たり前になったのも、ホームページが重要になっている要因と言えます。
コロナ禍で高齢層にもEC利用が広まり、実店舗での集客が今までより難しくなったアパレルといった業種ではECの売上比重が高まっているのがポイントです。中にはオンライン限定にもかかわらず大手に負けないトップクラスの売上を獲得したブランドもあり、EC活用で成功する事例は増加しています。
自社商品・サービスを宣伝してEC上で販売できれば、大きな商機になります。また実店舗へ誘導したりして相乗効果を狙うことで、オンライン・オフラインの統合を行い新時代のマーケティングへシフトすることができるのもポイントです。新時代のマーケティングへシフトしてDXを達成できるかできないかで、2025年といった節目での売上が大きく変わってくるでしょう(2025年に最大12兆円の経済損失が国内で発生するという「2025年の壁」が、政府から提唱されているため)。
ここからは売上アップのためにホームページが重要な理由を、1つ1つ解説していきます。
ホームページは宣伝効率がよいです。というのはいくら発信してもそれに応じてコストが膨らまないからです。
もしチラシやテレビCMなどを使うと、宣伝数に応じて料金がかさんできます。またWeb広告で発信を行う場合も、表示数やクリック・タップ数などに応じて料金が発生するのがポイントです。
対してホームページの場合は、いくら表示されてもコストは一定です。必要なのは最初のホームページの構築費や運用費などであり、表示数等に応じてコストは膨らみません。よって自社の強みを的確に発信してコスト削減するのに適しているのが強みになっています。
また的確な情報発信のためにターゲットユーザーの絞り込みを行うことで、効率よく設定キーワード経由の訪問を獲得して売上確保へつなげられるのもポイントです。
ホームページはデジタルツールの1つとして、閲覧された経路や回遊状況といった必要データを常に保有・解析できるようになっています。解析は連携したツールや、ホームページを構築した際に使ったツール上で可視化可能です。
可視化できるデータとして代表的なのは、
などです。
PVはページの閲覧回数です。これに加えてコンバージョン率などを計算することでページのパフォーマンスを計測します。平均滞在時間は2分や3分など、どのくらいユーザーがホームページへ滞在してくれているのかを数値化して表現したものです。
直帰率は1ページだけ見て離脱したユーザーの割合であり、離脱率は複数ページを見た後、指定ページから離脱したユーザーの割合です。離脱は必ず起きるので離脱率は各ページに必ず存在しますが、直帰率は高いとあまり見られていないホームページとなっているリスクがあるので注意して確認してみましょう。
注目されている要素というのは、CTAボタンや参考画像、キャッチコピーなどです。こういった要素を可視化するにはヒートマップ機能が必要です。
ホームページであれば、コロナ禍でも対面せずにセールスができます。最近はWeb接客ツールを対面接客の代わりとする事例も増えており、ホームページの機能がさらに拡張しました。
また従来の商圏外にも気軽に販促ができる点もポイントです。EC機能を搭載していれば発送を行うことで、商圏外の県外ユーザーにも楽々商品をお届けすることができます。
また海外のユーザーへ販売を行う「越境EC」も一般化してきました。国内のユーザーへの販売に限界を感じている方、あるいはサブカルチャーといったジャンルの商品を発信する場合は越境ECで利益を稼ぐことが有力になってきます。ただし個人情報の扱いや販売方法、販売可能な商品ジャンルが国や地域ごとに違う点を確認して対応する必要があります。
従来のアナログな宣伝手法は、印刷して配布するという性質上内容の修正や改善がすぐにできません。修正・改善するにしても宣伝期間がいったん終わった後、といったようにタイミングを待つ必要がありました。
こういった手間がホームページにはありません。内容の一部修正や全体的な改善、情報の追加などがリアルタイムにできます。印刷・配布の手間が必要ないデジタルツールの長所を活かせるのがポイントです。
といった場合もすぐに管理画面上から操作を行い内容を変更できるので、安心してコンテンツ運用が可能です。ただし制作に使ったツールや担当者の編集スキルなどによって、どこまで手を加えられるかは多少変わってくるので注意しておきましょう。
ホームページは24時間・365日公開されています。
テレビCMは放映タイミングが限られていますし、電話でのお問い合わせは対応時間が限られているといったデメリットがあります。この点ホームページは訪問をいつでも受け付けられるので表示タイミングは限られませんし、チャットボットやお問い合わせフォームなどを用意していれば受付をいつでも行えます。このように情報の発信タイミングや受付の時間等が限定されないので、機会損失が起こりにくいのが強みです。
ちなみにSEO対策の徹底や予約受付ツールの活用などで、24時間・365日PRや対応ができる強みをさらに活かすことが可能になります。
ホームページで売上を増やすために、次の点を理解しておきましょう。
ホームページを明確に売上アップのツールとして使うには、事前設計を入念に行う必要があります。セールスにおいて事前にどんなことを説明するか考えるのが重要なのと同じで、ホームページでも事前準備が必要です。
事前準備とはたとえば、
などを考えて制作を実行することです。
目的や求められている情報が明確になっているホームページのほうがよりユーザーへ好まれるのは、言うまでもありません。
設計後は指標を設定して分析を行うことが重要です。たとえば売上を考える場合は
など売上へつながるアクション、あるいは売上につながった媒体の貢献度などを考えて分析する必要があります。
また一見売上へ関係ないように思えても、間接的に大きく貢献している経路も考えられます。最近の分析ツールではこういった盲点を見落とさないような機能を搭載しているので、活用して経路ごとの貢献度を見つけ出すのも重要です。
売上が獲得できているホームページというのは、ページ上でユーザーにどんなことをしてほしいのかが明確になっています。たとえば記事ページを見た際に、まとめの直後にメールマガジン登録を促すフォームが設置されていることがよくあります。この場合は「もし記事を気に入ったら、メールマガジンにも登録して継続フォローしてほしい」という思惑が透けて見えるのがポイントです。そしてメールマガジンの配信やセールスメールの発信などへこのメディアはつなげられます。
自社のホームページでも記事を始めとしたコンテンツを読んでもらった場合に、どんなアクションを取ってほしいのかを決めておく必要があります。
といったアクションに応じてCTAボタンやリンクを設置して、クリック・タップへつなげてみましょう。
ちなみにページごとに4つも5つもCTAを用意してはいけません。というのはアクション内容が複数あるとユーザーが混乱して、離脱の要因となるからです。シンプルにできれば1つ、多くても2つといったようにCTAを絞って設置・分析して、目標を達成しているか確認するのが重要です。
売上アップのためにできることは多いですが、中にはスキルやテクニックが必要な施策もあります。施策の幅を制限せずに広くして売上を確保したいならば、外注で業者からアドバイスを受けたり制作サポートを受けたりするのがおすすめです。
中でも地元のホームページ制作会社は、その地域ならではの特性を考えたホームページ設計・マーケティング施策立案が得意なケースが多いです。たとえば地元で店舗を経営していて地域の特色を十分に反映しているような商売を行っている場合は、地元のホームページ制作会社へ依頼したほうが安心できるでしょう。
「カモシカスタジオ」では岩手県を拠点として、お客様のホームページ制作や施策実行などをサポートさせていただいております。気になる方はぜひご相談ください。
今回は売上アップのためにホームページが重要な理由を、1つ1つ分けて解説してきました。
売上アップするためにホームページが重要なのは、商圏が限定されないメリットやいつでもアピールができる利便性などが関係しています。活用する際は設計やCTA、分析などへ工夫を凝らしてみてください。
またホームページ設計等で不安がある方は、専門業者へ相談してサポートを受けてみると安心です。
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